加齢臭対策は口臭予防と歯石の除去から

50代になると、加齢臭が気になりますよね。自分が気付かないだけで、周りに老人臭を振り撒いているのではと、心配になったりします。一般社団法人日本訪問歯科協会によると、口臭が加齢臭の原因になることが多いようです。

Toshiも、四半世紀ぶりになってしまいましたが、歯医者さんに行ってきましたよ。

歯みがきをしても落としきれなかった歯垢(プラーク、むし歯の原因菌となる細菌)が歯石に変化してしまうと、もう歯ブラシで除去することは難しいです。歯石がびっしりと付着した私の歯を見て、歯医者さんは感心していました(呆れていた?)。歯石が溜まると歯茎が腫れてしまい、口臭の原因になる膿が出てくるそうです。

歯茎や歯を支える骨などが、細菌の感染によって溶けてしまう病気が、歯周病です。Toshiは幸い、歯周病の症状や虫歯は無かったので、全6回の通院を歯石の除去に専念できました。歯磨きを丁寧にやっていたのが、不幸中の幸いでした。

  • 1回目:歯ぐきから外に出ている、見えている部分の歯石の大量除去
  • 2回目:左上部分の歯ぐき付近および歯と歯の間の歯石の除去
  • 3回目:右上部分の歯ぐき付近および歯と歯の間の歯石の除去
  • 4回目:右下部分の歯ぐき付近および歯と歯の間の歯石の除去
  • 5回目:左下部分の歯ぐき付i近および歯と歯の間の歯石の除去
  • 6回目:全体のチェック

1回目の通院時に、除去された大量の歯石を、ティッシュペーパー上に並べて頂きました。そこには壮絶な風景が広がっていました。

口臭の原因となる歯石を発生させないためには、歯磨きによる歯垢の除去が大切になります。糸ようじの利用や、薬用ハイドロキシアパタイトを配合した歯みがき剤の利用によって、歯石の発生を抑えることができるようです。しかし完全に防ぐことは難しいため、1年に1回程度の定期的なメンテナンスが必要だそうです。

この四半世紀、Toshiの口の中ではどんなドラマが展開されていたのかと思うと、夜も眠れません。